eコラム「北斗七星」

  • 2016.10.26
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年10月26日(水)付



「台風の直後にヘルメットをかぶって現れるのが、雨靴を履いた公明党議員だった」。鹿児島県の男性が、子どものころの体験を本紙波紋欄(25日付)につづられていた。「『被害はないですか?』と、一軒一軒に声を掛けて回る議員を、子ども心に頼もしく思った」と続く◆投稿の最後に「63歳」とあるのが目にとまる。公明党議員は今も昔も変わらない、と改めて思った。被災者の元に真っ先に駆け付け、困っている人の力になる。今年の地震や台風被害でもそうだった。素早い対応には「最後に頼りになるのは公明党」(蒲島郁夫・熊本県知事)との言葉も寄せられた◆被災地では、命に関わる事態に直面したり、あすどうなるかも分からない強烈な不安に襲われる。そのとき、隣で寄り添ってくれる存在は、何よりも頼もしく映り、記憶にも焼き付くのだろう◆日本は自然災害に見舞われる可能性が、世界171カ国で4番目に高い。国連大学が8月末に出した報告書での順位だ。災害への対処能力が優れ、実際に被害を受けるリスクの高さでは17位と順位を下げるが、米国の127位など他の先進国に比べると危険度は大と言える◆世界で指折りの災害発生国にあって、ひとたび災害が起きれば"ヘルメット姿"で駆け付ける。公明党議員はそんな頼りになる存在であり続けたい。(辰)

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