e労働者の立場を重視

  • 2016.10.17
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年10月15日(土)付



働き方改革の提言へ議論
党推進本部が初会合



公明党の働き方改革実現推進本部(本部長=石田祝稔政務調査会長)は14日、衆院第2議員会館で初会合を開催し、政府が来年の通常国会での提出をめざす関連法案や、今年度中に策定する実行計画に対する党の提言の取りまとめへ議論をスタートさせた。

冒頭、石田本部長は「働き方改革は大事な課題だ。幅広く議論を進め、党として提言をまとめたい」とあいさつ。加藤勝信働き方改革担当相は、「働き方改革実現会議」(議長=安倍晋三首相)について、「目的は働く人に将来のより良い展望を持ってもらうことにある」と語った。

会合では、政府側が、実現会議で取り上げるテーマとして、(1)同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善(2)賃金引き上げと労働生産性の向上(3)長時間労働の是正――など九つを挙げた。

関係省庁との意見交換では、公明党側から、労働者の視点に立った改革を重視する観点で、子育てと親の介護を同時に担うダブルケアや、治療と仕事の両立支援などの課題が提起された。

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