eがん治療の研究推進

  • 2016.10.13
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年10月13日(木)付



党会合で京大・本庶客員教授
免疫療法めぐり講演



公明党の医療制度委員会(委員長=桝屋敬悟衆院議員)などは12日、衆院第1議員会館で京都大学大学院医学研究科の本庶佑客員教授から、患者の免疫力でがんを治療する「免疫療法」について講演を聴いた。

本庶氏は、免疫細胞の働きを抑える分子を制御し、ブレーキが利かないようにする「PD―1抗体療法」が、自身の研究を基に開発された経緯に言及。「効果が長く持続し、副作用も自覚的に軽微」など、同療法の特徴を説明した。また、日本の免疫療法の研究が米国などに後れを取っているとし、支援を訴えた。

桝屋氏らは「免疫療法など、医療の質を向上させる研究を党としても支援したい」と述べた。

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