e福島に新エネ拠点創出

  • 2016.10.07
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2016年10月7日(金)付



浪江町の将来像で議論
高木、長沢両副大臣



高木陽介経済産業副大臣(原子力災害現地対策本部長)と長沢広明復興副大臣(ともに公明党)は6日、東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町の二本松事務所で開かれた「第1回浪江町復興ビジョン検討会議」に馬場有町長らと共に出席し、あいさつした。

同会議は、イノベーション・コースト(福島・国際研究産業都市)構想に位置付けられているロボット産業の集積と、県内を水素エネルギーの一大拠点にする福島新エネ社会構想を柱に、魅力ある町の将来像を話し合うもの。国、県、町と企業、有識者らで構成されている。

高木副大臣は「浪江はこんなにも変わっていくと町民が実感できる復興ビジョンを策定したい」と強調。長沢副大臣は「産業や企業誘致のみならず、人々の暮らし、住宅施策、生業など、町に戻れる環境整備の議論も進めていく」と訴えた。

会合では、町への建設が決まっている無人航空機(ドローン)の離着陸試験用滑走路の具体化などについても議論を深めた。

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