e政党間交流で関係強化

  • 2016.10.06
  • 情勢/国際

公明新聞:2016年10月6日(木)付



東ティモール グスマン元大統領と会談
山口代表ら



公明党の山口那津男代表は5日、衆院第1議員会館で、来日中の東ティモールのシャナナ・グスマン指導相兼計画・戦略投資相(元大統領)と会談した。濱村進衆院議員、党国際局の伊佐進一(衆院議員)、高瀬弘美(参院議員)の両局次長が同席した。

山口代表は、2002年に「21世紀最初の独立国家」となった同国について、「独立して復興を成し遂げる段階から、経済発展を本格的にめざす時代に移ってきた。日本も協力したい」と力説した。

グスマン計画・戦略投資相は、東ティモールが経済改革に取り組む中で、「日本の企業家の支援を必要としており、歓迎したい。投資のために国を開く必要性を非常に強く感じている」と表明。さらに同国の25歳未満の人口比率が全体の65%に上る"若い国家"であることに触れ、「一番大きな課題は教育。優先課題は投資家を引き付け、雇用を創出してもらうことだ」と応じた。

また山口代表は、議会は国民と政府をつなぐ重要な役割を果たすとして、「今後は政府間だけでなく、議員や政党の交流が大切だ。議会同士の交流が両国の関係を一層強くする」と強調。グスマン計画・戦略投資相は、「議会における議論で質を高める必要性を理解するためにも、政党間の交流が必要だ」とし、相互交流に期待感を示した。

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