e地域の中に居場所を

  • 2016.09.26
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年9月25日(日)付



若年性認知症支援で視察
奈良で熊野氏



公明党の熊野正士参院議員は24日、奈良市にある一般社団法人「SPS若年認知症サポートセンターきずなや」(若野達也代表理事)を視察し、若年性認知症への支援のあり方について関係者と意見を交わした。伊藤剛市議が同行した。

同センターは、若年性認知症患者の就労支援を行い、現在6人を雇用。ソバの栽培や地域の名所である「追分梅林」の復興など、主に農業を通じた地域おこしに取り組んでいる。

若野代表理事は、「(若年性認知症になると)仕事をしたくても働く場がない現状。ひきこもりがちになり、症状の進行も早まる」と指摘し、「地域の中で希望をもって暮らせる居場所づくりが重要」と訴えた。

熊野氏は「若年性認知症の人や家族に寄り添った支援ができるよう全力を挙げたい」と話した。

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