eコラム「北斗七星」

  • 2016.09.16
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年9月16日(金)付



党の「平和外交」のウイングを大きく広げられた―。8日に帰国した党中南米訪問団の成果を山口那津男代表はこう強調した。今回はキューバ、コロンビア、パナマ3カ国歴訪となったが、初となる中南米への訪問団派遣は、党の外交史に新たな一ページを加えた◆中でも米国との国交が回復したキューバでは、次世代の政治リーダーとされるディアスカネル国家評議会第1副議長やロドリゲス外相との会談が実現。キューバ共産党の機関紙「グランマ」には、「日本はキューバの将来に期待」との見出しで、山口代表の現地でのインタビュー記事も大きく紹介された◆キューバ側の公明党への期待は並々ならぬものがあったことがうかがえる。こうした歓待ぶりは、大統領との会談が行われたコロンビアとパナマでも同様で、日本の政権与党・公明党を重視した対応となった◆10日から13日にかけては3年ぶりとなる党青年訪中団も。団長の石川博崇青年委員長らが、全国政治協商会議の王家瑞副主席や中日友好協会の唐家セン会長と、日中関係のさらなる改善を確認し合った◆近隣国だけでなく、中南米まで拡大した平和外交の取り組み。「100の『戦争反対』を叫ぶよりも、平和への対話の一歩をしるすことの方がはるかに大切」(山口代表)との言葉を公明党は着実に実践している。(辰)

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ