e保育の質と量を確保

  • 2016.09.15
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年9月15日(木)付



待機児童解消へ意見交換
東京・世田谷区で古屋副大臣



古屋範子厚生労働副大臣(公明党)は14日、東京都世田谷区の鳩ぽっぽ保育園(定員80人)を訪れ、同園を運営する社会福祉法人「杉の子保育会」の星野勤理事長らと待機児童解消などで意見交換した。

同会は、世田谷区内で認可保育所や小規模保育所を複数経営。鳩ぽっぽ保育園は0~5歳児を保育し、定員とは別に1日17人程度の一時預かりも受け入れる。

星野理事長は、世田谷区の待機児童が4年連続で全国最多となったことを踏まえ、保育の質を確保しつつ量も増やす必要性を主張。建築費高騰に対応した施設整備費の補助制度の充実とともに、保育士の処遇改善策では「(国の制度を使った)家賃補助が好評だ」と述べ、さらなる拡充を要望した。原則2歳児までの小規模保育については、3歳児以降の受け皿となる連携施設の確保が難しい現状を訴えた。古屋副大臣は、園内で保育士らとも懇談した後、「子どもにとって一番良い環境を整備したい。自治体と協力して待機児童対策を進める」と語った。

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