e土砂災害防止に全力

  • 2016.09.15
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年9月15日(木)付



広島で砂防ダムを視察
石井国交相



石井啓一国土交通相(公明党)は14日、一昨年の豪雨による土砂災害で被害を受けた広島市安佐南区の八木地区を訪れ、砂防堰堤(砂防ダム)の整備状況などを視察した。公明党の山本博司参院議員、栗原俊二・広島県議、碓氷芳雄・広島市議が同行した。

一昨年の災害では、土石流が107カ所、崖崩れが59カ所で発生。災害関連死を含めて77人が亡くなった。

国は災害発生後、直轄事業として安佐南、安佐北の両区で25基の砂防ダム建設を計画。8月末までに23基が完成した。残る2基のうち1基は11月までに完成予定だが、もう1基は用地の取得が済んでおらず、着工できていない。

視察後、石井国交相は記者団に対し「水害から住民の皆さまの命を守るためのソフト、ハードの対策を講じていきたいと改めて決意した」と述べ、未着工のダムについては「用地取得の交渉を促進させて一日も早く着工できるよう進めていきたい」と語った。

また、石井国交相は同日、安佐南区八木地区の県営緑丘住宅の敷地内にある慰霊碑に献花した。

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