e早期復旧・復興に全力

  • 2016.09.05
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年9月4日(日)付



台風10号被害の実態調査
北海道で 石井国交相 
清水、新得、南富良野の3町



石井啓一国土交通相(公明党)は3日、台風10号による大雨で大きな被害を受けた北海道の清水、新得、南富良野の3町を訪れ、被災状況を視察するとともに、地元自治体関係者らから早期復旧について要望を受けた。これには、公明党の稲津久、佐藤英道の両衆院議員、横山信一参院議員、道議ら各地方議員が同行した。

石井国交相はまず、清水町を流れるペケレベツ川が氾濫し、家屋や橋が流出した現場を視察。高薄渡町長は、現在も町内の広い範囲で断水が続いている窮状を訴えた。

新得町では、JR新得駅付近で線路下の橋が流され、根室本線が不通となっている。状況を説明したJR北海道の島田修社長は、「住民生活に欠かせない路線だけに、一日も早い復旧に全力を挙げる。国にも力強い支援をお願いする」と要望した。

南富良野町では、空知川の堤防が決壊し、広い範囲で浸水被害に遭った幾寅地区で、護岸の復旧工事の模様を視察。石井国交相は、「極めて大きな被害であることをあらためて実感した。一日も早い復旧・復興に全力を挙げる」と述べるとともに、激甚災害の指定の前提となる被害額の査定を迅速に行うため、人材の派遣などを進める考えを示した。

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