e産後ヘルパーが好評

  • 2016.08.29
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年8月29日(月)付



育児で孤立する母親を応援
愛媛・新居浜市



愛媛県新居浜市で実施している、妊娠中や出産後のお母さんを支援するエンゼルヘルパー派遣事業が、利用者から感謝の声が寄せられるなど好評を博している。同事業については、公明党の佐々木文義市議が2007年12月定例会で要望していた。

同事業は、妊娠中のつわりや出産後の体調不良で、家事や育児ができない家庭にヘルパーを派遣するもので、家族や親戚など周りからの支援を受けることができない産後6カ月までの母親が対象。援助の内容は、食事の準備や部屋の掃除、授乳やおむつ交換で、利用料金は1時間500円となっている。

14年度からスタートした同事業の利用者数は、2年間で延べ59人、延べ利用時間は176時間に。利用者からは「誰も頼れる人がいなくて不安だった」「話を聞いてもらい、助言してくれて心が軽くなった」などの感謝の声が寄せられている。

同市子育て支援課の藤田憲明課長は「核家族化が進み、転勤族の家庭などは育児で孤立してしまう傾向がある。一人で悩まずに気軽に利用してほしい」と話していた。

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