e放射線の知識普及へ

  • 2016.08.23
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2016年8月23日(火)付



福島で学習施設を視察
都議会公明党



東京電力福島第1原発事故からの復興を後押しするため、東京都議会公明党(長橋桂一幹事長)は22日、福島県三春町の県環境創造センターなどを視察した。これには、公明党の伊藤達也県議が同行した。

同センターは、放射線研究や教育の拠点として設置。昨年開所した本館と研究棟に加え、今年7月に学習の場として交流棟「コミュタン福島」が設置され、全面オープンとなった。

コミュタン福島は、原発事故当時の様子が分かる映像の上映や模型を展示しているほか、直径12.8メートルの360度全球型のシアター、放射線の空間線量を世界各地と比較できるコーナーなどを設けている。県は年間8万人の来場者を見込んでおり、担当者は「県内の小学生を招き、環境や放射線の正確な知識の普及に努めていく」と話した。

視察後、東村邦浩都議は「正しい情報を知り、理解することが重要。東京の子どもたちも(コミュタン福島で)学ぶ機会がつくれるよう、尽力したい」と述べた。

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