e市民同士で子育て支援

  • 2016.08.17
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年8月15日(月)付



ファミリーサポート開設へ
高知・香南市



高知県香南市では、町民同士が子育て中の家庭を有償ボランティアで支援する「ファミリーサポートセンター」を11月からスタートさせる。

かねてから子育て支援の一環として開設を定例会で提案し、推進してきた公明党の森本恵子市議はこのほど、市の委託を受けて運営する市社会福祉協議会を訪れ状況を聞いた。

同センターは、育児支援が必要な「おねがい会員」と、お手伝いができる「まかせて会員」を事前に登録し、同協議会内の担当スタッフが両者を仲介する仕組み。保育所や幼稚園の送り迎え、放課後の預かりや、冠婚葬祭時、買い物をする時などに利用することができる。利用料の基準は1時間600~700円で、生後6カ月から小学6年生までの子どもが対象。

同協議会によると11月の開始に向けて、8月下旬に「まかせて会員」の講習会を行う予定で、これまでに約20人の応募が来ているという。

同市は、子育て世代の家庭が増える傾向にあり、白石令子事務局長は「仕事をしている母親が多いので、子どもを預けられる、こういうシステムは大変助かるのではないか。潜在的なニーズは高いと思う」と語っていた。

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