e佐賀の離島訪れ住民懇談

  • 2016.08.12
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年8月12日(金)付



若者雇用、島おこしを後押し
遠山氏ら



公明党離島振興対策本部の遠山清彦本部長(衆院議員)は10、11日の両日、佐賀県唐津市の神集島、小川島、加唐島、松島の各離島を訪問し、島民と懇談するとともに、島おこしの現状などを調査した。

これには、木村雄一県議と白水敬一、中川幸次、宮崎千鶴の各市議が同行した。

遠山氏らは10日、神集島と小川島を訪ねた。小川島では、市立小川小中学校(袈裟丸晋校長)を視察。袈裟丸校長は「島の振興に向けて島留学を受け入れたいが、宿舎などの施設がない。施設があれば雇用にもつながる」と訴え、協力を求めた。

11日には、加唐島と松島を訪問。加唐島の徳村敏勇樹区長(66)は「ここ数年、イノシシが増えて困っている」と窮状を語った。島民の西奉之さん(40)も「(島内の)大泊地区に防災無線が届かないので、改善してほしい」と訴えた。

また、松島の坂口正年区長(57)は、高校を卒業して島に戻ってきた20代の若者が7人ほどいる一方で、働く場所が少ない現状を説明し、「若者が仕事ができる環境づくりを支援してほしい」と要望した。一行はその後、島おこしの一環で栽培しているオリーブ園を視察した。

視察を終えた遠山氏は、「島によって取り組まなければならない課題が異なる。今後も、島民のニーズ(要望)に合った政策実現に努めていく」と語った。

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