e木材利用の普及促進

  • 2016.08.12
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年8月12日(金)付



5階建ての特養を視察
東京・足立区で竹谷さんら



木材利用の普及を促進―。公明党の竹谷とし子参院議員は4日、東京都足立区内にある5階建ての特別養護老人ホーム「花畑あすか苑」(運営=社会福祉法人・聖風会)を視察した。公明党の中山信行都議、長井昌則・足立区議が同行した。

今月1日に開業した同施設は、地上5階建てで、1階が鉄筋コンクリート造り、2階以上が木造ツーバイフォー工法(枠組壁工法)を採用。延べ床面積が約1万平方メートルに上り、同工法による建築物では国内最大規模を誇る。

竹谷さんらは、聖風会の近藤常博理事長の案内で、木の香りに満ちた居室で入居者と懇談したほか、談話室やバルコニー、浴槽などを見学。床の歩き心地などを確かめた。

近藤理事長は、自然素材の持つ環境面の特徴などを説明。林野庁木材利用課の調査を基に、木造の小学校では、インフルエンザの発症率が抑えられるとするデータがあると強調した。さらに、入居者の転倒時のけがの抑制などにも効果があるという。

視察を終えた竹谷さんは、「木材利用の促進のために介護施設などへの普及を進めていきたい」と語っていた。

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