e核なき世界実現へ前進

  • 2016.07.29
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年7月29日(金)付



党広島県本部が平和創出大会



公明党広島県本部(代表=斉藤鉄夫幹事長代行)の「HIROSHIMA平和創出委員会」(西田浩委員長=広島市議)は28日、広島市内で「平和創出大会」を開催した。谷合正明参院議員、同県本部の議員、党員らが参加した。

あいさつした谷合氏は、「参院選の結果を受け、平和の党・公明党の役割が高まっている」と述べた上で、「公明党は憲法9条の1項、2項を堅持するという従来からの姿勢を変えていない」と強調した。

大会では、広島平和記念資料館(原爆資料館)の志賀賢治館長が講演。現在進めている資料館のリニューアルに触れ「キノコ雲の下で何が起きたのか。その光景を伝えていく」と訴えた。

また、被爆者の平野隆信さんが体験を語った。大会の最後には、核兵器禁止条約の制定をめざすとする平和宣言を採択。宣言はオバマ米大統領の広島訪問を「『核なき世界』への動きを一段と広げる契機として生かしていく」とした上で、世界の指導者が「ヒロシマの心」に触れられるよう力を注ぐと強調した。

これに先立ち、一行は広島市中区の平和記念公園内の原爆死没者慰霊碑と韓国人犠牲者慰霊碑に献花し、核兵器廃絶への誓いを新たにした。また、27、28日の両日、同市内の広島赤十字・原爆病院と原爆養護ホーム4施設を慰問し、入院・入所の被爆者を見舞った。

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