eストーカー規制法 SNS追加急げ

  • 2016.07.22
  • エンターテイメント/メディア

公明新聞:2016年7月22日(金)付



2014年から主導 秋の臨時国会に提出へ
大口氏がラジオで公明案紹介



公明党が2014年、他党に先駆けてインターネット交流サイト(SNS)への執拗な書き込みも「つきまとい」「ストーカー」行為とするストーカー規制法改正案を取りまとめていることを受け、大口善徳国会対策委員長は21日、文化放送のラジオ番組「くにまるジャパン」に出演し、公明案について見解を述べた。

番組の担当者は、5月に東京・小金井市で発生した女子大学生の刺傷事件の発端が、ツイッターなどのSNSへの執拗な書き込みだったとし、SNSを規制対象とした法整備を急ぐ必要性を指摘。その上で、一貫して公明がリードし取りまとめた改正案があることに触れ、与党合意を経て秋の臨時国会に提出される予定であることを紹介した。

大口国対委員長は、公明案について、これまでの「メール」に加えてSNS上で執拗にメッセージ送信を繰り返す行為の規制などが柱であるとし、「SNSのメッセージやブログなどのコメントも対象となる」と主張。さらに、警察などが迅速に対応できるように、加害者に対する警察の警告を経ずに都道府県の公安委員会が接近禁止命令を出せるようにすることなどを盛り込んだと力説した。

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