eコラム「北斗七星」

  • 2016.07.22
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年7月22日(金)付



公明党は2014年の結党50年から新たな前進を開始し、衆院選、統一地方選、参院選と3連勝を果たした。今回の参院選は7選挙区に完勝し、比例区を合わせて14議席の過去最高に並ぶ議席を獲得。「歴史的な快挙」(山口那津男代表)を成し遂げた◆参院で公明党は非改選の11と合わせて25議席を占め、1割勢力に。14年12月の衆院選では、小選挙区比例代表並立制になった1996年以降で過去最多の35議席を獲得しており、衆参国会議員は60人の陣容となった◆もちろん数だけではない。参院選で当選した6人の新人議員は、工学博士や労働政策の専門家、元外交官、医師、弁護士、新聞記者と多彩で専門性の高い資格や経験を持つ。選挙期間中、知人から「1票を入れたくなる候補」と太鼓判を押されたこともあった◆しかし「勝って兜の緒を締めよ」である。次なる戦いに向け、緩みを生じることがあってはなるまい。衆院選は吹雪の中を突き進み、参院選では炎天下を駆け巡った党員、支持者の皆さまがいた。その血と汗の結晶による大勝利であることを忘れてはならない◆当選した14氏は来月冒頭の臨時国会を経て、秋に予定される臨時国会で本格論戦に臨む。期待が大きかった分、結果責任も重い。この夏、党を挙げて現場に入り切り、国民の思いを国政に届けていこう。(辰)

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