e自公政権で日本を前へ

  • 2016.06.06
  • 情勢/社会
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公明新聞:2016年6月4日(土)付



菅官房長官、石井国交相応援
三浦氏が必勝の決意
横浜市



菅義偉官房長官と石井啓一国土交通相(公明党)は3日夜、横浜市内で開かれた三浦のぶひろ党青年局次長(参院選予定候補=神奈川選挙区)を激励する会に出席し、三浦氏への絶大な支援を呼び掛けた。

この中で菅官房長官は、自公政権が最優先課題として取り組んできた経済再生の成果を強調。自公政権が再発足して以来、国内総生産(GDP)は500兆円を超え、年金運用益は38兆円も増えたことなどを挙げ、「これからもアベノミクスを自信を持って進めていく」と力説した。

また、「公明党とは15年間連立を組み、信頼感がある。自公連立で日本をさらに前に進めていく」と強調。一方、参院選を前に、基本政策がバラバラの民進、共産両党が連携を深めていることに対し、「選挙目当てだ」と批判した。

石井国交相は、今後の経済政策の課題について、「成長の成果を家計に行き渡らせるため、アベノミクスを加速させなければならない」と指摘し、「安定の自公政権で結果を出す政治を進めていく」と力説した。

三浦氏は、防衛大学校の教官として多くの学生と接してきた経験などを生かし、若者の気持ちが分かる政治家として「日本、世界の平和のために全力を尽くす」と決意を訴えた。


あいさつ(要旨)


連立15年 公明に信頼感
GDP、雇用 などが改善
経済再生、着実に前進
菅官房長官


自公政権が最優先に取り組んできたのは日本経済の再生だ。政権発足からの3年半で日本のGDP(国内総生産)は増えて503兆円となり、ようやくリーマン・ショック前の水準に戻った。

雇用は増え、有効求人倍率などは大きく改善。国と地方合わせて21兆円もの税収を増やした。株価も民主党政権当時と比べて倍になり、年金運用益は昨年12月で38兆円にも上っている。これからもアベノミクスを自信を持って進める。

自公政権は徹底して規制改革を行っていくと強い決意を示している。農業改革、電力改革に全力で取り組んできた。農地を集約するための法律をつくり、昨年は農協法を改正した。自公政権の規制緩和は大きな効果が出ている。

その一例が石井啓一国土交通相(公明党)と協力して取り組む観光政策だ。政権交代前、日本を訪れる外国人観光客は年間830万人だった。隣の韓国は1100万人を超えていた。安倍晋三首相の施政方針演説を受けて迅速に手を打ち、ビザを緩和したら、外国人観光客は増え始め、昨年は1974万人になった。政権交代時から1100万人の増だ。免税品も大幅に拡充し、消費額も政権交代時の1兆1000億円から昨年は3兆5000億円までになった。今年になっても勢いは続いている。

昨年、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、平和安全法制を整備した。今年になっても北朝鮮が日本海に向けて何発も弾道ミサイルを発射している。国民の生命と財産、平和な暮らしを守るのが政府の最大の責務だ。平和安全法制は自民党と公明党の間で時間をかけて議論し、憲法の論理の枠内で成立させることができた。

消費税の軽減税率導入についても、2014年の衆院選における連立与党の共通公約だった。私たちは公明党と議論することによって最善の案ができたと思っている。

自民党は公明党と15年間、連立を組んでいる。民主党政権下の野党時代もしっかり連携して国会対応に当たってきた。だから信頼感がある。今、選挙直前になって民進党と共産党が野党候補を擁立しようとしているが基本政策はバラバラで、選挙目当ての協力だ。こうした政党に参院選で負けるわけにはいかない。

自公連立政権によって日本の課題解決をさらに前に進めることができるよう、三浦のぶひろ氏への支援を心からお願いしたい。


景気回復を中小、家計へ
石井国交相


いまだ道半ばではあるが、アベノミクスを加速させる以外に、日本の経済を成長させていく道はない。これからは、その成長の成果を分配につなげることが重要になってくる。全国の津々浦々まで、中小企業や家計などにも景気回復の効果を波及させていけるよう、これからが本番になる。アベノミクスをさらに加速させていく。これが自公連立政権の立場だ。

野党はアベノミクスを失敗と批判するが、今の路線を放棄し、後戻りして、本当に日本の成長が進むのか。かつての民主党政権のような時代に戻ってしまうことは、火を見るよりも明らかである。野党は批判をする前に明確な提案を示すべきだが、一向に対案らしきものは示されていない。

自公連立政権は、政策をしっかりと前に進め、そして多くの国民に景気回復の実感が得られるよう取り組んでいく。万が一にも、参院選で与野党が伯仲するようなことになれば日本の政治に混乱をもたらしかねない。

安定した自公連立政権の下で結果の出せる政治を続けるのか。あるいは、民進党と共産党を中心とする野党が力を持つことによって、混乱の政治へと戻ってしまうのか。今回の参院選は、自公協力のシンボルである三浦のぶひろ氏へ、絶大な支援をお願いしたい。

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