e観光地・阿蘇の復活を

  • 2016.06.03
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年6月3日(金)付



バラ園を視察、意見交換
公明市議



熊本地震で打撃を受けた熊本県阿蘇市の観光業の再生に向けて、公明党の森元秀一市議は2日、バラ園や物産館などを併設する同市内の複合観光施設「はな阿蘇美」を訪れ、施設管理を市から受託する株式会社阿蘇アグリスクェアの中山謙吾社長と意見を交わした。

同施設は、西日本最大級のドーム型温室のバラ園を有し、開花期(4~6月)には400種、約4500株のバラが咲き香る観光スポット。今月12日までバラ祭りを開催しているが、国道57号やJR豊肥本線などの交通網の寸断により、5月度の来場者数は前年比で10分の1に落ち込んでいる。

バラ祭りを終えた後は一時休園すると話す中山社長は、「数年後には再び観光客を呼び込めるよう、阿蘇の魅力を全国に発信し続ける」と力を込めた。森元市議は「観光地・阿蘇の復活へ、県や国と連携して交通インフラの早期復旧に尽力したい」と語った。

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