e25年に"大阪万博"開催を

  • 2016.06.02
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年6月2日(木)付



近代産業の歴史発信も
大阪府議会で川岡議員



大阪府議会本会議が1日開かれ、公明党の川岡栄一議員が質問に立った。

川岡議員は、大阪など関西では再生医療のトップクラスの研究者が活躍し、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)によるがん治療や遺伝子治療などの最先端医療の研究も進んでいることに言及。「こうした多彩な分野の研究成果が実を結ぶ時期と言われる2025年に、大阪での国際博覧会が実現できれば、大阪を世界有数のライフイノベーション拠点とし、わが国の成長をけん引できる」とし、知事の意気込みを示すよう迫った。

これに対し松井一郎知事は、「高齢化が進む中で、人類が直面する健康への危機に対し解決の糸口を発見するため、世界から知恵を集める博覧会にしたい」とし、有識者、国、経済界の協力を得て大阪万博の実現に全力を挙げると応じた。

一方、川岡議員は"東洋のマンチェスター"と言われた大阪の近代産業の歴史を国内外に発信し、観光集客につなげていくよう提案。府は効果的な情報発信手法の検討を約した。

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