e理由なきパフォーマンス

  • 2016.06.01
  • 政治/国会

公明新聞:2016年6月1日(水)付



内閣不信任案を否決
佐藤(茂)氏 が反対討論



衆院は31日午後の本会議で、民進、共産、社民、生活の野党4党が共同提出した内閣不信任決議案を自民、公明の与党両党とおおさか維新の会などの反対多数で否決した。

採決に先立つ反対討論で公明党の佐藤茂樹氏は、4野党が決議案の提案理由を「アベノミクスの失敗」などとしたことについて、「有効求人倍率が24年5カ月ぶりの高水準」「国と地方を合わせて約21兆円の税収増」など、アベノミクスの成果を次々と列挙。4野党の主張は「全く理由も根拠もない単なるパフォーマンスにすぎない」と指摘した。

また、立憲主義と平和主義を否定したとする野党の主張には、内閣が厳しさを増す安全保障環境に対応する平和安全法制を整備し、日中韓首脳会談の実現など平和外交を推し進めてきたと強調した。

一方、公明党の井上義久幹事長は本会議に先立つ党代議士会で、4野党が内閣の政治姿勢を「強権的」と一方的に決めつけていることに対し、各世論調査で内閣支持率が50%を超えていることに触れ、「国民の声を反映した政策展開、政権運営をしているからこそ、こういう支持率が得られた」と反論した。

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