e熊本地震、復旧・復興へ

  • 2016.05.24
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年5月24日(火)付



長沢氏ら「生活再建を全力支援」
衆参災害特委が調査



衆参両院の災害対策特別委員会は23日、熊本地震で大きな被害を受けた熊本県内の被災現場を調査した。これには、参院災害特委の長沢広明委員長(公明党)、公明党の濱村進衆院議員、谷合正明参院議員が参加。江田康幸衆院議員(党同県本部代表)らが同行した。

一行はまず、南阿蘇村を訪れ、地震による大規模な土砂崩れによって崩落した阿蘇大橋を視察。続いて、震度7の揺れに2度見舞われた益城町で被災状況を調査し、住民から話を聞いた。倒壊した家で片付けをしていた古田妙さん(69)は「昨日、仮設住宅に応募した。入居できると良いが」と話した。長沢氏らは「一日も早い生活再建を全力で支援していく」と応じた。

その後一行は、県庁で蒲島郁夫知事らと意見を交わした。蒲島知事は「今回の震災に対する特別な立法措置をお願いしたい」と述べるとともに、熊本城の復旧に向けた国の全面的な支援などを要望した。

視察を終えた長沢氏は「補正予算の執行が始まる段階で、現場のさまざまな課題についての意見を聞けたことは大変有益だった。今後の議論に生かしていきたい」と語った。

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