eコメ助ウイークリー 若者の政治参加

  • 2016.05.23
  • 情勢/解説

公明新聞:2016年5月23日(月)付



ジャーナリスト・津田大介氏に直撃



コメにちは! 公明党大使のコメ助だコメ。今回はメディアでおなじみのジャーナリスト・津田大介さんから若者の政治参加について話を聞いたんだヨネ。とっても勉強になったコメ~。

情報入手のコツは ネット、紙、人のバランス

「意思反映」できる仕組みを

コメ助 「18歳選挙権」をきっかけに、若者の声が政治にもっと反映されるといイネ。

津田 僕は18歳選挙権には賛成だけど、日本はすごく投票の敷居が高い。18歳選挙権と同時に、まずそこを選挙制度で変えないといけないと思う。

例えば、期日前投票ができる時間を今より広げるだけでも投票率は上がる。大学のキャンパスや駅前、ショッピングモールなどに期日前投票所を設置すれば効果が期待できる。若者がよく利用するコンビニの中に投票箱があってもいい。

投票率の向上で成果を挙げている世界の先例がある。韓国の大統領選挙は必ず水曜日を祝日にして実施している。週の真ん中だからレジャーに行きづらい。多くの人が政治参加できるよう、全ての国会議員に頑張ってほしい。

コメ助 若者のパワーを生かすにはどうすればいいコメ?

津田 2010、11年にニュージーランドで起きた大地震の復旧・復興活動では学生組織が大きな役割を果たした。そのリーダーはその後、22歳で市会議員になっている。日本でも彼のような若いリーダーが活躍できるよう、被選挙権年齢を下げるべきだ。18歳まで下げてもいいのではないか。

僕は大学で教えてもいるけど、学生は大人が思っている以上に自分の考え方を持っている。同時に彼らは「自分が投票に行ったところで何も変わらない」という諦めの感情が強いとも感じる。自分たちが住む街の課題を自分たちの意思で直接決められる仕組みができれば、若者がもっと政治に関わるきっかけになる。

コメ助 その仕組みって具体的には。

津田 例えば、投票の際に住民の意識調査を行うことも一案だ。政治や行政が意識調査を尊重するようになれば状況はかなり変わる。いずれはスマホで「ネット投票」ができることが望ましいが、実際は相当先になるだろう。でも、投票と一緒に行う意識調査などで自由に発言でき、行政の意思決定に反映できる仕組みをつくれば、若者が政治に関心を持つきっかけになるんじゃないかな。

コメ助 情報を集めるコツってあるの?

津田 僕の情報収集源はインターネット3割、紙(本・新聞)が3割、人が4割くらい。この3種類からバランス良く情報を入れるようにすればフラットな判断基準がつくれると思うよ。

ネットはスピードと利便性はダントツな半面、信頼性が低いことは知っておいた方がいい。偏った情報やデマもたくさんある。何かを調べる時は紙の方がネットより数倍効率良く情報収集できる。人からは評判やノウハウなど、ネットでも紙でも分からない貴重な情報が得られるよ。

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