e地盤沈下の家屋救済を

  • 2016.05.09
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年5月9日(月)付



生活再建などの要望聞く
阿蘇地域で遠山氏ら



公明党の遠山清彦衆院議員は8日、甚大な被害を受けた熊本県阿蘇市と南阿蘇、西原両村を訪れ、生活再建をめざす住民の要望などを聞いた。森元秀一・阿蘇市議が同行した。

遠山氏は、阿蘇市役所を訪れ、佐藤義興市長らと面会。この中で佐藤市長は、被害の少ない家屋でも地盤沈下の影響で解体を余儀なくされている世帯について「国が定める被害認定では半壊以下の区分となり、行政支援の対象とならない」と訴え、調査基準の見直しを求めた。これに対して、遠山氏は「支援が行き届くよう、政府に働き掛ける」と応じた。

これに先立ち、遠山氏らは地盤沈下が顕著な同市狩尾地区などを調査。また、南阿蘇村を走る国道57号が寸断した現場で、国土交通省による復旧作業を視察した後、西原村では、住民らから集落の維持などに関する要望を受けた。

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