e畜産農家の支援急務

  • 2016.04.27
  • 情勢/社会
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公明新聞:2016年4月27日(水)付



熊本・菊池市で公明県議ら
牛舎倒壊の被害を調査



熊本地震では、農業など第1次産業も大きな打撃を受けた。公明党熊本県議団の氷室雄一郎議員は26日、同県菊池市を訪れ、酪農、畜産農家から被害の実情を聞いた。泉田栄一朗、城典臣の両菊池市議が同行した。
一行は、同市旭志で酪農業を営む水上義夫、深雪夫妻宅を訪問。水上夫妻は「地震で牛舎が倒壊し、乳牛4頭が圧死。機械も損傷した」と述べ、「乳牛は毎日、搾乳が必要だが、設備が壊れたので出荷ができない」と肩を落とした。
同市下河原では、阿蘇の名産「あか牛」を肥育する臺典子さんから被害状況を確認。臺さんは「牛舎の修復が急務。仕事の継続に向けて今は踏ん張るしかない」と語った。畜産農家の岩根英樹さんからも状況を聞いた。氷室議員は「設備の損傷に加え、牛舎倒壊に伴う撤去作業や修復への支援など、国と連携して対応していく」と語った。

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