eノーベル賞受賞者らが山口代表に

  • 2016.04.20
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年4月20日(水)付



科学技術の振興を 予算拡充、研究者支援を要望



公明党の山口那津男代表は19日、衆院第1議員会館で「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム」(STSフォーラム)の尾身幸次理事長(元財務相)らと会い、科学技術予算の拡充について要請を受けた。

これには利根川進、山中伸弥、天野浩の各ノーベル賞受賞者も同席した。公明党からは石田祝稔政務調査会長、斉藤鉄夫幹事長代行、伊藤渉科学技術委員長(衆院議員)が参加した。

尾身理事長は、ここ十数年の科学技術予算の推移に触れ、諸外国に比べて日本が「ほぼ横ばいで停滞している」と指摘。世界の大学ランキングなどでも日本の順位が下がっていると述べた。その上で、今年度から5年間の第5期科学技術基本計画で政府研究開発投資の目標に掲げられた「総額26兆円」の達成を求めた。

山中氏は、若手研究者らの安定雇用に向けた支援や寄付の促進を訴えた。

山口代表は「若い人が志を持って研究の道で最大の力を発揮できるように、われわれも力を合わせて進んでいく」と応じた。

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