e<熊本地震>甚大被害の益城町へ急行

  • 2016.04.18
  • 情勢/社会
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公明新聞:2016年4月16日(土)付



避難者を激励、要望に対応
江田、あきの、高瀬氏ら



公明党「平成28年熊本地震対策本部」(本部長=井上義久幹事長)の江田康幸本部長代理(衆院議員)は15日午前、震源地とされる益城町へ急行し、被災者を見舞うとともに、被害状況を調査して回った。これには、あきの公造参院議員、高瀬ひろみ女性局次長、地元県議、町議らが同行した。

まず一行は、被害が大きかった同町宮園地区にある町役場で、西村博則町長らから被害状況について話を聞き、要望を受けた。西村町長は、「飲み水や精米、簡易トイレが不足し、天候悪化で風雨をしのぐブルーシートも必要になってくる」と窮状を訴えた。これを受け、同対策本部は、隣接する公明党の各県本部と連携して飲料水とブルーシートを手配した。

続いて一行は、町公民館の駐車場で一夜を過ごした町民らを激励。木山地区から避難してきた松山六子さん(62)は「もし地震の発生が30分遅かったら寝室で圧死していたかも」と表情をこわばらせた。町役場の近隣に独りで暮らす矢田誠さん(66)は「家は傾き、足の踏み場もない。これから先、どこに住めばいいのか......」と肩を落とした。この後、宮園地区で崩壊した家屋や道路などを視察して回った江田本部長代理は、「被害状況をもとに、県や町と連携しながら党対策本部として政府に迅速な対応を求めていく」と語った。

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