e発着便数は日本一

  • 2016.04.04
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年4月4日(月)付



巨大ターミナル 「バスタ新宿」開業



東京の新宿駅南口に国内最大規模の高速バスターミナル「バスタ新宿」が4日、オープンした。118のバス事業者が乗り入れ、新宿と青森県から福岡県まで全国39都府県を結ぶ。1日当たりの発着便数は最大1625便で日本一となる。

バスタ新宿は、同駅周辺に分散していた19の高速バス乗降場が集約された。1階がJR新宿駅のホーム、2階が駅改札や歩行者広場、3階にタクシー乗り場、4階にバス乗降場や待合所がある。1日当たり4万5000人程度の利用を見込んでいる。

駅と直結しており、バスと鉄道の乗り換えがスムーズにできる。待合所やトイレが整備されており、大きな荷物を抱えた旅行者が雨の中、屋外でバスを待つ必要がなくなる。

国土交通省が約700億円掛けて整備した。開業に先立ち、3日午後にオープニングセレモニーが開かれ、石井啓一国交相(公明党)や公明党の山口那津男代表、舛添要一東京都知事が出席。石井国交相は「(日本が)観光先進国をめざす取り組みにも大きく貢献するものと期待している」とあいさつし、完成を祝った。

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