e踏切事故根絶へ全力

  • 2016.04.01
  • 政治/国会

公明新聞:2016年4月1日(金)付



参院委で河野氏が訴え
改良促進の改正法成立



危険な踏切や渋滞の原因となる踏切について、国の判断で鉄道事業者などに改良を義務付けられるようにする改正踏切道改良促進法が31日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。

同法は、改良すべき踏切の指定期間を5年間延長するほか、踏切を横断する交通量を低減するための対策の拡充、改良方法を検討するための協議会制度の創設なども盛り込んだ。

同本会議に先立ち開かれた参院国土交通委員会で、公明党の河野義博氏は「開かずの踏切や遮断機のない踏切への対策など、事故根絶に向けて課題は多く残されている」と指摘。その上で踏切事故防止に向けた政府の取り組みをただした。

石井啓一国交相(公明党)は、改良すべき踏切を5年間で1000カ所以上指定する考えを示し、「関係者の合意形成を促進し、踏切対策の推進を図っていく」と述べた。

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