e対話の春 人間主義・公明党の活躍訴えよう

  • 2016.03.14
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年3月14日(月)付



「対話の春」の到来である。

1年のうちで最も人の異動が多い今の時期は、歓送迎会などを通じて友人や知人と交流する機会が増え、さまざまな話題に花が咲く。

「友人の自由な会話は、いかなる慰めよりも私を喜ばす」。英国の哲学者、デイヴィッド・ヒュームの箴言だ。懐かしい友人と旧交を温めたり、近所に転居してきた方や職場に転勤してきた同僚と友好を深めながら、公明党を知ってもらう格好の季節でもある。

公明党の政策には、党の理念が明白に貫かれている。党綱領に明記している「中道主義」に立脚した「生命・生活・生存を最大に尊重する人間主義」の実践である。

例えば、来年4月から消費税率(8%)が10%に引き上げられるのと同時に導入される軽減税率制度。社会保障拡充のための引き上げとはいえ、「毎日の生活に必要な食料品だけでも税率を低く抑えてほしい」との庶民の願いは世論調査でも明らかだ。

そこで、公明党は生活を最大に尊重する中道の理念を現実の政策に反映させるため、与党協議を重ねて制度設計にこぎつけた。その取り組みを知ってもらえれば、公明党らしさや、他党との違いを理解してもらえるに違いない。

生命尊厳の視点からも目覚ましい成果を挙げている。

脳脊髄液が漏れて頭痛や目まいなどを引き起こす脳脊髄液減少症がその典型だ。外見では症状が分かりにくく、医療現場でも理解が進まず患者や家族は長年苦しんできたが、同症に有効な「ブラッドパッチ療法」(硬膜外自家血注入療法)が今年4月から保険適用の対象になる。悲願の実現に「真剣にしかも長い間、関わってくれたのは公明議員だけだった」(同症患者・家族支援協会の中井宏代表理事)と感謝の声が相次いだ。

人間の生命・生存を揺るがした東日本大震災でも力を発揮した。自らが被災者でありながらも奔走する地方議員や、全ての国会議員が被災地を担当して支援を続ける姿は、「最も困った時、苦しい時に活躍する政党」(宮城県の村井嘉浩知事)と評価されている。

人間主義を貫く公明党の活躍を訴え、理解の輪を広げていきたい。

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