eコラム「北斗七星」

  • 2016.03.07
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年3月7日(月)付



若者が公明党に最も期待することは何か。党青年委員会が昨年秋に行った青年政治意識調査では、「小さな声を聴く力」との回答が断トツだった◆今の政治には、一人の声が十分に届いていない。青年世代のニーズにさらに耳を傾けてほしい。公明党へのそんな願いが調査からは伝わってくる。同調査を受けて党青年委が全国展開している政策アンケート「VOICE ACTION(VA、ボイス・アクション)」に大きな反響があるのもそのためなのだろう◆アンケートでは、非正規雇用の待遇改善や無料公衆無線LANの充実など五つの政策案の中から、実現してほしいものを一つ選んでもらう。ある県の街頭調査では、2時間で500人を超す回答が集まった◆VAはインターネット上の特設サイトでも実施。先月末時点で回答は50万件を突破し、うなぎ上りに増えている。その際に雇用や教育などでさまざまな要望も寄せられている。「頭で考えた政策はリアリティー(現実感)がない。現場の生の声を基にした政策こそ本当の説得力を持つ」(山口那津男代表)。このことを肝に銘じ、貴重な意見・要望を党の参院選重点政策に反映させていきたい◆今回の参院選から18歳選挙権も導入される。「小さな声」を聴く政党は公明党しかないとの自負で、新有権者の期待に応えていこう。(辰)

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