ePKO、日本の貢献評価

  • 2016.01.21
  • 情勢/国際

公明新聞:2016年1月21日(木)付



カレ国連局長と懇談
山口代表



公明党の山口那津男代表は20日、衆院第1議員会館で、アトゥール・カレ国連フィールド支援局長の表敬を受け、和やかに懇談した。岡本三成党国際局次長(衆院議員)が同席した。

席上、山口代表は、日本が1992年以降、カンボジアをはじめとする13の国連平和維持活動(PKO)などに、延べ1万人を超す要員を派遣してきたことを指摘。その上で、昨年成立した平和安全法制に触れ、「PKOの現場の実情に即した支援が重要」と述べた。また、自衛隊の経験を生かし、PKO要員の能力向上に向けた支援を行いたいとの考えを示した。

カレ局長は「山口代表はこれまでPKO分野で世界に指針を示してくれた」と強調。「PKOに関与している全ての人が日本の取り組みをよく知っている」とし、平和安全法制の成立を評価した。PKO要員の能力向上に対する支援にも期待を寄せた。

一方、カレ局長は、日本の国連PKO局地雷対策サービス部(UNMAS)への支援に謝意を表明。山口代表は、公明党が日本の技術を生かした地雷除去機や探知機などの開発を推進していると伝え、「今後もPKOや人道支援活動、軍縮に力を入れる」と語った。

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