e補正予算 きょう成立

  • 2016.01.20
  • 政治/国会

公明新聞:2016年1月20日(水)付



参院委で可決 河野氏、早期執行を主張



参院予算委員会は19日、「1億総活躍社会」実現への緊急対策や環太平洋連携協定(TPP)関連対策などを盛り込んだ2015年度補正予算案の採決を行い、自民、公明の与党両党などの賛成多数で可決した。20日の参院本会議で可決、成立する見通し。

採決に先立ち、締めくくり質疑を行った公明党の河野義博氏は、補正予算には少子高齢化対策として保育所整備や保育士の増員、介護サービスの基盤整備などが計上されていると指摘。TPPや軽減税率への対策も「待ったなしの状況だ」と指摘し「早期かつ着実な執行を」と訴えた。

また河野氏は、低所得の高齢者に3万円を支給する年金生活者等支援臨時福祉給付金の意義や効果をただした。安倍晋三首相は「借金で給付金を出すのではなく、われわれの経済政策によって得た果実を、果実が及びにくい人に給付する。消費の下支えにもつながる」として、ミクロ、マクロの両面で正しい政策だと述べた。併せて同給付金は「17年4月から始まる年金生活者支援給付金(最大年6万円)の前倒し的な位置付けになる」と説明した。

質疑終了後、河野氏は補正予算案に賛成する立場から討論を行った。

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