e難民、テロ対策で協力

  • 2015.12.15
  • 情勢/国際

公明新聞:2015年12月15日(火)付



スポーツ交流も促進
セルビア大使に山口代表ら


公明党の山口那津男代表は14日、衆院第1議員会館でセルビア共和国のネナド・グリシッチ駐日大使の表敬を受け、懇談した。上田勇党国際委員長(衆院議員)、平木大作同国際局次長(参院議員)が同席した。

グリシッチ大使は、西欧に向かうシリア難民らがセルビアを通過している現状に触れた上で「日本からはセルビアだけでなく、(隣国の)マケドニアにも(難民対策の)援助を頂き、感謝している」と述べた。

大使から国際テロ対策について質問を受けた山口代表は「日本が力を入れるのは、難民への人道支援やテロを生み出さない社会基盤づくりへの支援であり、息の長い基礎的な支援が大切だ」と訴えた。また、国内テロ対策強化のために「国際社会と連携した情報収集が必要」との認識も示した。大使は「セルビアもテロ予防に協力したい」と応じた。

さらに懇談では、2020年東京五輪・パラリンピックに向け、スポーツを通じた交流を進めることで一致。欧州連合(EU)加盟をめざすセルビアの状況についても意見を交わした。

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