e求職時にも活用できるジョブ・カード作成を支援

  • 2015.12.07
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年12月5日(土)付



総合サイト12月から本格運用
無料ソフト提供 掲載情報も充実
厚労省



厚生労働省は1日、職務経歴や学歴、職業訓練終了後の能力評価などを明確にする「ジョブ・カード」について、総合的な情報提供を行うサイト(http://jobcard.mhlw.go.jp)の本格運用を始めた。


10月の若者雇用促進法施行に伴い、職業訓練受講者が主な対象だった同カードは、職業生活設計や職業能力証明などで求職者、在職者ともに活用できる新しい様式となった。


サイトは、カードの利便性向上のために同月から暫定運用されていた。本格運用に当たっては、カードの作成を支援するソフトウエアを無料提供。パソコン上で作成したカードは、求職時の応募書類に添付する書類などとして活用できる。また、カードの情報を抽出して履歴書などを作ることも可能だ。


さらにサイトでは、仕事上の技能を確認できる「スキルチェック」や、各省庁が所管する免許・資格をまとめたコーナーを設けるなど情報量を拡充。カード作成の相談に応じる「ジョブ・カード作成アドバイザー」を探す情報サイトなど、外部サイトへのリンクも充実している。


公明党は同カード創設以来、一貫して制度拡充を推進。若者雇用促進法制定もリードした。

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