e教育現場の課題探る

  • 2015.10.13
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年10月10日(土)付



党福島復興 加速化本部 富岡町立中学を訪問
原発避難



公明党福島県東日本大震災復興加速化本部の高木美智代副議長、浮島智子、真山祐一の各衆院議員は9日、同県富岡町立富岡第一、第二中学校の三春校を訪れ、課題を探った。


小島寛子・郡山市議、松村妙子・三春町議が同行した。


富岡町は、東京電力福島第1原発事故の影響で全町避難が続き、両校は故郷から約45キロ離れた三春町の工場跡地を校舎にして学習。第一、第二小学校、幼稚園の子どもたちも"一つ屋根の下"で学んでいる。


第二中の山田克行校長は「生徒の多くは避難先で打ち解けられず、いじめを受けた経験もあり、心のケアが必要」と指摘。子どもに寄り添った教育を行うため、教員を手厚く配置する加配措置の継続を要望した。


一行はこの後、郡山市の仮設住宅で入居者から生活再建への悩みを聞いたほか、震災直後から被災者支援を続けているソーシャルワーカーとも意見交換した。高木さんは「『人間の復興』をめざし、ソフト面の支援策も拡充していきたい」と語った。

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