eコラム「北斗七星」

  • 2015.10.02
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年10月2日(金)付



連日、ニューヨーク発の国連情報が伝わってくる。きょう10月2日は、2007年の国連総会で決議された「国際非暴力デー」だ。非暴力でインドを独立へと導いたガンディーの誕生日であり、インドでは「ガンディー記念日」という国民の祝日である◆ガンディーといえば、20年前に東京富士美術館で目にした「遺品」が忘れられない。持ち運び用の綿の紡ぎ車、杖とサンダル、眼鏡、懐中時計、万年筆、スプーンとフォークなど。袋一つに収まりそうな日用品が、遺された全所有物だった◆ガンディーは、偉大な政治家である前に偉大な良心の人だった。共に闘った人たちの書き残した資料を読んで歴史家は驚いた。政治家ガンディーの偉大さを記した資料は意外なほど少なく、ほとんどが日常の振る舞い、人間としての偉大さを讃えたものだったからだ◆来夏の参院選に向けて相次いで発表されている各党予定候補者の「尊敬する人物」欄にも、しばしばガンディーの名前が見られる。ガンディーは、マハトマ(偉大なる魂)と呼ばれた。権力闘争や自己保身しか眼中にない"卑小なる魂"の政治家なんかに日本の未来は託せない◆ガンディーから学べ! 「政治家の劣化」が指摘される中で、先頭に立って「政治家改革」を推進してきた公明党の使命も、いや増して重い。(鈴)

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