eコラム「北斗七星」

  • 2015.10.01
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年10月1日(木)付



九転十起生―今週から始まったNHKの朝ドラ「あさが来た」の主人公あさのモデルとなった広岡浅子の座右の銘だ。江戸時代末期(幕末)に生まれ大正8(1919)年、71歳で亡くなるまで、女性差別の色濃い世の中を、"七転び八起き"以上の人生の起伏を経験しながら、痛快に生ききった浅子の人生訓となった言葉だ◆京都・小石川三井家に生まれた浅子は、相撲が大好きというおてんば娘だったが、学問に対する情熱も人一倍強かった。13歳の時に「女に学問は不要」という時代の習わしで読書を禁じられるが、学問への情熱は生涯、消えることはなかったという◆17歳で浅子が嫁いだ先は大阪の有数豪商の加島屋。明治維新の動乱で諸藩に貸し付けたお金が回収不能となり、加島屋の家運が傾く中、女性実業家・広岡浅子が始動する。その後の"九転十起"の波瀾万丈の人生模様は、テレビドラマを楽しみにしたい◆公明党が強力に推進してきた「女性活躍推進法」が先月閉幕した通常国会で成立した。同法は、女性が職場において希望に応じて能力を発揮できる環境を、具体的に整備することを企業に求める◆301人以上を雇用する企業には義務も課し実効性を上げる予定だ。広岡浅子がめざした女性の地位向上の闘いは、公明党がしっかりと受け継いでいる。(爽)

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