e日越の交流促進へ協力

  • 2015.09.17
  • 情勢/国際

公明新聞:2015年9月17日(木)付



山口代表 チョン ベトナム共産党書記長と会談



公明党の山口那津男代表は16日、ベトナムの最高指導者であるグエン・フー・チョン共産党書記長と東京・元赤坂の迎賓館で和やかに会談し、日越両国の交流促進と関係強化へ互いに協力することを確認した。


席上、チョン書記長は日越関係について、「非常に良好で、史上最良と言っていい」との認識を示し、さらなる関係発展に向けて、政治、経済、科学技術、人材育成などの分野で交流を活発化させることに意欲を表明。海上保安能力向上や環境保護、病院建設などでの日本の支援に謝意を示し、「ベトナム戦争からくる影響がわれわれの社会にはまだ残る。引き続き協力をお願いしたい」と要請した。


山口代表は、1991年のベトナム訪問の際に対人地雷被害者の窮状を目の当たりにしたことが、地雷除去による国際貢献に尽力する契機となったことに言及。その上で「さらに幅広い交流を公明党としても推進していきたい」と強調し、海上保安能力向上やインフラ整備などでの協力を引き続き進める考えを示した。


さらに、チョン書記長は、「ベトナム共産党と公明党の間でもっと相互往来し、政党間交流を強めたい」として、山口代表のベトナム訪問に期待を表明。山口代表は「政党間交流は大事だ。両国関係に厚みを持たせることになる。伺うことを検討したい」と述べた。

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