e女性が活躍する社会へ

  • 2015.08.26
  • 政治/国会

公明新聞:2015年8月26日(水)付



参院委で推進法案可決
若松氏が質問



参院内閣委員会は25日、女性の活躍推進法案を自民、公明の与党両党と民主党などの賛成多数で可決した。


同法案は、働くことを希望する女性の活躍を後押しするため、具体的に社会環境の整備を推進するもの。国や自治体、従業員が300人を超える企業などに対して、女性採用比率や労働時間の状況、女性管理職登用率などの数値目標を含む行動計画を策定し、公表を義務付けている。


採決に先立つ質疑で公明党の若松謙維氏は、女性が社会で活躍するために、「家庭生活での男性の協力が必要」と男性の家事・育児参画の重要性を強調。その上で、家族と過ごす時間の確保を促すため、都道府県が条例などで定める「家庭の日」を拡大することを訴えた。


これに対し、有村治子女性活躍担当相は、「家庭の日」を単なるイベントで終わらせず、「社会の仕組みに新しい伝統をつくっていくために何ができるかという本質を追うことが極めて大事」と述べた。


また若松氏は、ひとり親家庭支援について、経済的にも社会的にも孤立しないよう、ワンストップ(一カ所)の相談窓口設置や、きめ細やかな伴走型の支援を求めた。

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