e自民、「2合区案」提出へ

  • 2015.07.23
  • 政治/国会

公明新聞:2015年7月23日(木)付



早期の採決を訴え
参院会派会合で公明・西田氏



参院の与野党各会派の幹事長らは22日午後、国会内で参院選挙区の「1票の格差」是正をめぐって会談した。席上、自民党の伊達忠一参院幹事長は、維新など野党4会派と共同で「鳥取・島根」「徳島・高知」の2合区を柱とする公職選挙法改正案を近く参院に提出すると表明した。


また、「2合区案」が提出された後の扱いについては、すでに公明党と民主党などが10合区で格差を「2倍以内」にする案を提出していることも踏まえ、参院国会対策委員長間で協議することとなった。


会談で公明党の西田実仁参院幹事長は、「これまで各党の主張、議論は相当、積み重ねられている」と述べ、早期に採決し、参院としての結論を得るべきだと訴えた。さらに西田氏は会談後、記者団に対し、公明党として繰り返し自民党と案の一本化を探ってきたと語った上で、「残念ながら(歩み寄りは)難しいということなので、最後は参院としての意思を採決するしかない」と述べた。

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