e「2倍以内案」を軸に

  • 2015.07.08
  • 政治/国会

公明新聞:2015年7月8日(水)付



参院選改革、合意形成急げ

山口代表



公明党の山口那津男代表は7日午前、国会内で記者会見し、「1票の格差」を是正するための参院選挙制度改革について、維新の党など野党4党が提示した案では、格差が3倍を超える状況になっていると指摘。投票価値の著しい不平等を解消して格差を2倍以内に抑えるため、隣接する20選挙区を10に合区する「公明党が出した案(2倍以内案)を軸に協議を進めていくことに努力したい」と訴えた。


また、選挙制度改革の実現に向け、各党が合意形成に最優先で取り組む必要性を強調。新しい選挙制度の周知期間などを考えると、来年夏に改選される参院議員の任期満了から1年前の7月25日には合意していることが望ましいとの認識をあらためて示した上で、「第1党の自民党が責任を持って自らの案を示し、合意をつくる努力を積極的にするべきだ」と力説した。

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