e水素社会の実現めざせ

  • 2015.07.03
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2015年7月3日(金)付



「下水汚泥から生産」広げよ

河野氏



2日の参院国土交通委員会で公明党の河野義博氏は、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)を発生しない燃料となる水素を自動車などに活用する必要性を指摘し、「水素社会」実現をめざすよう訴えた。太田昭宏国交相(公明党)は「水素社会は多様な可能性がある。実現に取り組む」と述べた。


また河野氏は、福岡市の下水処理場で汚泥から水素を生産する世界初の取り組みを調査したことに触れ、「同様の例は少ないが、こうした有効活用をさらに進めるべきだ」と訴えた。


国交省側は、下水汚泥の中にある有機物のうち、エネルギーとして利用できているのは現状13%にとどまっているとして、「今後、推進していく」と答えた。

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