e国会のチェックが大事
- 2015.07.02
- 政治/国会
公明新聞：2015年7月2日（木）付
新3要件の判断基準
濵地氏
存立危機事態
衆院平和安全法制特別委員会は1日午後、一般質疑を行い、公明党の濵地雅一氏が質問に立った。
濵地氏は、自衛隊の武力行使が認められる存立危機事態について、「自衛の措置」（武力行使）の新3要件の第1要件で示された判断基準があいまいと批判されていることに反論。「存立危機事態だから判断があいまいではなく、個別的自衛権の発動の前提となる武力攻撃切迫事態においても基本的には判断、評価が必要」と指摘した上で、「国会が（政府の判断を）チェックできるかどうかが一番大事」と訴えた。
中谷元防衛相も「存立危機事態の認定に当たっての判断要素を十分に踏まえて、なぜ存立危機事態であるかと判断したかについて政府として（国会に）十分な説明責任を果たしたい」と述べた。
