e沖縄の歴史胸に平和誓う

  • 2015.06.24
  • 政治/国会

公明新聞:2015年6月24日(水)付



日韓国交正常化50年 関係改善へ大きな前進

記者会見で山口代表



公明党の山口那津男代表は23日午前、国会内で記者会見し、同日が沖縄の全戦没者を追悼する「慰霊の日」であることに触れ、「沖縄戦で失われた約20万人にも上る尊い命や、筆舌に尽くしがたい沖縄の人々の苦難の歴史の上に今日があることを深く胸に刻み、決して忘れてはならない。平和への誓いをあらためて強くする」と強調した。


また、戦後70年の節目を迎え、「国際社会の平和と安定にわが国が貢献していくことも大事な視点だ」と力説。今国会で審議中の平和安全法制について、「会期を95日間延長したのは、充実した議論をして成立を図る趣旨だ」と述べ、関連法案の今国会成立を期す考えを示した。


その上で、会期の大幅延長に反発し、国会審議に応じない姿勢を見せている一部野党に対し「審議の中で法案に対する考え方を国民に伝えるべきだ。審議をしなくては、野党の考え方も伝わらない」と指摘した。


参院選挙制度改革については、来夏の参院選は選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることから、十分な周知と主権者教育の充実が必要として、「(会期が)延長になったとはいえ、今国会の早い時期に成立させるべきだ」と訴えた。


一方、国交正常化50周年を記念し、両国で開かれた記念行事に日韓首脳が相互に出席したことに関して、「関係改善へ大きな前進」との認識を示し、「日韓首脳会談への意欲も表れているので、両国が共に努力し、さらなる関係改善をすべきだ」と強調した。

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