eコラム「北斗七星」

  • 2015.06.15
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年6月13日(土)付



悪質商法による被害や、訪問・ネット販売、産地偽装、安全性を欠く製品などによる事業者とのトラブル......。こんな消費生活に関わる困り事相談の増加に対し、相談の「最初の一歩」となる「消費者ホットライン」が重要さを増している◆暮らし全般に関する苦情や問い合わせを受け付け、専門の相談員が公正な立場で処理にあたる公的相談窓口としては、各市区町村、都道府県に消費生活センターなどの消費生活相談窓口が設置されている。しかし、「どこに相談したらよいか分からない」「連絡先を知らない」といった人も多い◆このため全国共通の「0570・064・370」に電話すれば、最寄りの相談窓口を案内してくれる便利な手助け役が消費者ホットラインだ◆年末年始を除いて原則毎日利用でき、最寄りの相談窓口が話し中の場合は国民生活センターの「平日バックアップ相談」の電話番号(受付時間は平日の午前10~12時と午後1~4時)がアナウンスされるのも心強い。なお、相談の際は自宅の郵便番号だけ確認しておきたい◆うれしいことに消費者ホットラインは7月1日から、全国どこからでも局番なしの3桁の電話番号「188」で利用できるようになる(従来の電話番号でも利用可)。「嫌や(188)! 泣き寝入り!!」などと覚えておきたい。(翼

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