e日米の協力関係重要

  • 2015.06.12
  • 情勢/国際

公明新聞:2015年6月12日(金)付



山口代表 米シンクタンク所長と懇談



公明党の山口那津男代表は11日、衆院第1議員会館で米国の著名なシンクタンク(研究機関)、アメリカ進歩センター(CAP)のニーラ・タンデン所長らの表敬を受け、懇談した。上田勇国際委員長(衆院議員)が同席した。


タンデン所長は席上、CAPが現在、「賃金と経済の上昇に(研究の)焦点を当てている」と述べ、日本の連立政権の経済政策であるアベノミクスについて尋ねた。


山口代表は、自公政権の発足以降、失業率の大幅な改善や学生の就職率上昇など「着実に成果が出つつある」とし、「地方や小規模企業、家計へ、さらに所得を移転する政策を進めたい」と強調した。


また、タンデン所長が国会で審議中の平和安全法制に関して質問したのに対し、山口代表は、同法制が日米同盟の機能向上による抑止力の強化と、国際協力の制度の拡充という二つの大きな枠組みからなることを紹介。「国民の十分な理解が得られるよう取り組む」と語った。


タンデン所長は「日米は価値観を共有し、同じような課題を抱えている。両国間のパートナーシップ(協力関係)は重要」と述べた。


一方、同席した米国先端政策研究所のグレン・S・フクシマ上級研究員は、日中関係における公明党の役割に言及。山口代表は、中国との関係が良好な時も冷え込んだ際も、政党として一貫して交流を続けてきた公明党の歴史を紹介。「今後も、その役割は重要であり続ける」と訴えた。

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