e民、共が連日の審議拒否

  • 2015.06.12
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年6月12日(金)付



国民の理解得られず

山口代表が批判



衆院厚労委



11日の衆院厚生労働委員会は、日本年金機構の個人情報流出問題で集中審議が行われたが、民主、共産の両党は10日に続いて連日、審議を拒否した。


同委員会で民主、共産両党は「年金情報流出問題」を優先すべきとして、10日に行われた労働者派遣法改正案の審議を拒否。自民、公明の与党両党は、10日の理事会で民主、共産両党の主張に配慮し、野党の維新の党から提案された「年金情報流出問題」の集中審議開催を受け入れたが、両党はかたくなに応じず、結局、11日の審議も欠席した。


民主、共産両党の審議拒否に関して、公明党の山口那津男代表は11日、東京都新宿区の党本部で開かれた党中央幹事会で「一部の野党が審議を拒否している姿は国民の理解を得られない」と批判。


また、大口善徳国会対策委員長は、同日の党代議士会で、「充実した審議を行うことが国会議員の責務であり、その基本に立ち返るようお願いしたい」と述べ、委員会に出席するよう求めた。

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