e格差「2倍以内」にすべき

  • 2015.06.10
  • 政治/国会

公明新聞:2015年6月10日(水)付



選挙区の維持では困難

参院選改革で山口代表



公明党の山口那津男代表は9日午前、国会内で記者会見し、「1票の格差」を是正する参院選挙制度改革について、都道府県単位の選挙区を維持したまま定数を増減する方法では、「最高裁で違憲状態とされた(格差の)倍率を解消するような『投票価値の平等』を実現するのが困難なのは明らかだ」と指摘。隣接選挙区の「合区」を認め、格差を2倍以内にすべきだとの考えをあらためて示した。


また、国会で審議中の「平和安全法制」の関連法案については、「政府・与党で重要な法案を提出しているのだから、今国会で成立を図るのは当然の責任だ」と強調し、「だからこそ政府側に対して、丁寧に謙虚に真摯に説明を尽くしてもらいたいと再三申し上げている」と述べた。

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